地域と関わってみようと思ったのは、
別に立派な理由があったわけじゃない。
ほんまに最初は、
「とりあえずできることから」やってみようと思っただけ。
そのひとつが、“OB会の始動”やった。
“ただのいつもの集まり”やと思ってた。最初は。
遠方に住む地元の友達が帰ってくるタイミングで、
「ご飯食べに行かへん?」
そんなLINEがきっかけやった。
正直、最初はただいつも通り、
たわいのない、しょーもない話ばっかり。笑
でも、そんな時間がなんかめっちゃ楽しかった。
ふとしたタイミングで友達から、
「OB会、立ち上げへん?」
学校の備品、まだ同じやつ使ってるらしいで。
集まりの中で、
「当時と同じ机とか椅子、まだ使ってるらしい」って話になって、
ちょっとだけショックやった。
あれから10年以上経ってんのに?
そんな現実を前にして、
「なんとかしたい」とまでは言わんけど、
「なんかできへんかな」って自然と思った。
“自分の青春”に対して、何か返したい。
それは別に、母校を支援するとかじゃなくて。
「ここで過ごした時間が、自分の中にちゃんと残ってる」ってことを
何かの形で伝えたくなった。
そしてそれって、きっと自分だけじゃないんやろなと思った。
“つながり”って、強制じゃなくて「思い出し方」やと思う。
中学の友達と10年以上会ってないけど、あるLINEひとつで一気に昔に戻れたり、
誰かの名前を聞いた瞬間に、当時の空気感がよみがえったり。
誰かが「OBとして何かしよう!」って声を上げることも大事やけど、
もっと自然に、もっと日常の中で、
「あ、あの頃の自分とまたつながったな」って感じられる瞬間があれば、
それだけで十分なんちゃうかなと思った。
そんな「OB会」ができたら。
“再びつながる”という想いを込めて、
あの日の集まりのようなOB会ができたら。
まずは1人の声から、火がつくかもしれない。
誰かが動いたら、誰かがそれを見て、
「あ、俺もちょっと何かできるかも」って思えるかもしれない。
それが、つながりの種。
次回:登校指導で気づいた“地域と関わる”という感覚。
次の記事では、僕自身が地域に“混ざって”みて感じた、
登校指導の中での気づきについて書いてみます。
よかったら、また読みにきてください!
最後まで読んで頂き
ありがとうございました!!