スーパーを開きたい理由 ― 地域の日常に、もう少し“灯り”を。
いつか、
「地元でスーパーを開いてみたい」って思うようになった。
最初は、何気ないひと言からやった。
「日吉には、ちょっと寄れる店が少なすぎる。」
日吉町で日用品や食材を買おうと思ったら、
車で15分ほど走らなあかん。
ちょっとした調味料、洗剤、牛乳。
そんな“日常の小さな足りない”を補うには、
わざわざ出かけるしかないのが現状。
「もう少し利便性が良くなったらええのにな」
って、ずっと思ってた。
ただの買い物じゃなく、“よりどころ”が欲しかったのかもしれん。
単に物を買う場所じゃない。
なんとなく立ち寄れて、
誰かに会えるかもしれない場所。
「ついでに買い物、ついでに会話」みたいな、
ちょっとしたあたたかさがある空間。
そんな場所が、
この町の日常を少し明るくできるんちゃうかなって思った。
“小さなスーパー”のイメージ。
- 地元の野菜や加工品
- 学校帰りの子が買えるお菓子
- 急な夕飯づくりに間に合う日用品
それくらいの、ちょうどいい“手が届く”場所がいい。
暮らしの中にひとつ、灯りを灯す。
目指したいのは、
派手な仕掛けや大きな儲けじゃなく、
日々の暮らしの中に“必要とされる場所”をつくること。
「あそこがあってよかったな」って思ってもらえる存在になること。
「あそこに行けばなんかある」って思えるような場所を、
このまちに灯したい。
次回予告:空き家を活用して、くらしの実験室をつくりたい
次の記事では、
暮らしの延長として考えている拠点づくり、
「くらしの実験室」の構想について書いていきます。
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